新しい膝の痛みに対する治療:Coolief | Nクリニック - 大阪府岸和田市 整形外科・スポーツ整形・リハビリテーション

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新しい膝の痛みに対する治療:Coolief疼痛管理用高周波システムの導入のお知らせ

変形性膝関節症の治療の一つとして経皮的な局所神経ブロック療法というものがあります。Coolief疼痛管理用高周波システムは、神経ブロックの技術を用いて感覚神経を焼灼して麻痺させ痛みを感じにくくする方法です。

2022年11月26日にNクリニックにて、保険適応に認可予定(2023年4月)であるCoolief疼痛管理用高周波システムの日本医療への導入に向けてミーティング及びテスト焼灼が行われました(ちなみに薬事は2022年の9月に認可されています)。発起人である近畿大学 赤木教授、関西医科大学 中本教授、アバノス(販売元)及びキャノンのスタッフ(超音波検査提供)、近畿大学の医局員及びNクリニックのスタッフとわたくし中里が参加しました。まず他の高周波治療のご経験がある中本先生とアバノスのスタッフから機械や解剖の説明があり、次にNクリニックの患者様二人にモニターになってもらい、テストブロック及び焼灼を行いました。

日本での患者第一号となったT様は、多くのスタッフに囲まれて緊張した面持ちで治療を受けました。焼灼後は足取りも軽やかに帰宅されました。後で聞いた話ですが、翌日は元気にゴルフもされたようです。
第二号の患者様は照射前に10あった痛みが照射後3程度になったということで2日後の来院時に報告を受けました。「楽になった」と喜んでおられました。

これからも膝の痛みで困っている多くの患者様を救うことになると確信することができました。また神経を焼灼した際、同時に血管も焼灼されるので血流不全に陥るのでは?と当初は危惧されました。Cooliefは60度での焼灼で、血管も焼灼されるかもしれませんが、たくさんある中の数本の焼灼なので、血流が閉ざされてしまうことがないことも確認できました。多くの実りがあるミーティングになりました。

【適用と禁忌】Coolief疼痛管理用高周波システムは、高周波ジェネレータと併用することで神経組織に熱変性巣を作り出すことができます。また本システムは、画像診断で変形性関節症(グレード2以上)が確定し、診断的膝神経ブロックに陽性の反応(疼痛の50%以上の軽減)を示した患者において、薬物療法を含む保存療法で6カ月以上継続する中等度から重度の膝痛の管理を目的に、膝神経の高周波焼灼を行うために適用されます。

費用

1回の治療の費用:18万円(税別)
この治療は2023年4月までは自費診療となりますので、保険での診療をご希望の方はもうしばらくお待ちください。

痛みの部位に応じて2つあるいは3つの神経を焼灼して感覚神経を麻痺させます。持続期間は1年から2年。適応は変形性膝関節症の中で滑膜炎やMRI上のBMLが広く関節面に覆われていない症例とされています。当院では保険でのヒアルロン酸注射やリハビリ、自由診療での体外衝撃波をまず受けてください。それでも痛みが改善しない場合が当院での適応になっています。膝の痛みを早く何とかしてほしい方、ほかの治療法で痛みが改善しない方は是非中里までご相談ください。

適用

整形外科的な外科的治療の対象とならない変形性膝関節症に伴う慢性疼痛を有する患者のうち、既存の保存療法で奏功しない患者とされている。目安期間:半年以上
<除外>
関節面直下に広範なBone Marrow Lesion或いは強い滑膜炎症状を有する患者

禁忌・禁止

何らかの神経学的既往症がある患者、感染症患者、血液凝固障害又は抗凝固薬を使用している患者は予期せぬ重篤な有害事象を引き起こすおそれがあるため禁忌とされている。

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