Coolief疼痛管理用高周波システム

Coolief疼痛管理用
高周波システムとは

Coolief疼痛管理用高周波システムとは痛みを感じる神経である末端神経に、coolief疼痛管理用高周波システムで、高周波電流を流します。
高周波電流を用いて神経を部分的に焼灼(組織を焼いて破壊する外科的方法)することで、疼痛シグナルの伝達を妨げることができ、痛みを落ち着かせる治療です。

対象となる疾患

対象となる疾患変形性膝関節症と診断された方、かつヒアルロン酸注射など既存の保存療法を行っても慢性的な痛みが改善しない方が対象となります。

治療の特徴

治療の特徴・変形性膝関節症の診断が下された膝に、針を刺します。
・診断テストブロックを行います。診断テストブロックとは、焼灼前に実施するもので、少量の麻酔薬を使うことで膝の痛みが軽減されるかどうかを確認します。
・一度の治療で、膝の感覚神経を3つ(上内側膝神経、上外側膝神経、下内側膝神経)焼くことで破壊します。
・局所麻酔を行います。
・治療後は安静にしてお過ごしください。その後、治療前と同じように歩くことができます。

治療の効果

治療から6ヶ月後、改善が見られた患者様は91%と高い確率で報告されています。また、関節内ステロイド注射は23%とされています。

リスク・副作用

治療には効果だけではなく、リスクや副作用もあります。
リスク・副作用は、以下の通りです。

・ やけどや痙攣、疼痛の増悪、筋収縮、局所感染、神経血管損傷および異常感覚、その他の合併症など
・ 皮膚のかぶれ、発赤、皮下出血などが起こる可能性があります。

治療の流れ

Step1

変形性膝関節症の診断を下された膝に、超音波エコーで診断テストブロックを実施していきます。
テストでは運動神経反応がないこと、感覚神経の再現痛の確認をします。

Step2

運動神経、感覚神経反応を確認後、焼却時の疼痛緩和を目的に局所麻酔を注射し、十分に浸潤させます。

Step3

膝に超音波エコーで焼灼用の針を刺し、神経を焼いて破壊していきます。膝の感覚神経は3つ焼灼していきます。焼灼は40分ほどで終わります。

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